私のオススメのクラシックのピアノ曲をごしょうかいします。

まず最初に紹介するのは、ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」です。

 

ラヴェル/亡き王女のためのパヴァーヌ/演奏:大導寺錬太郎

 

モーリス・ラヴェルが17世紀にスペインで描かれたマルガリータ王女の肖像画からインスピレーションを得たものであるとされ、ノスタルジックなメロディと綺麗な旋律が涙腺を誘います。

 

亡き王女のためのパヴァーヌ」というタイトルは、実際にパヴァーヌという王女がいて、亡くなった時の追悼ソングとして描かれた訳ではありませんが、失恋した時や誰かを亡くした時など、懐かしさと切なさが入り混じる曲です。

 

最初の部分は切なさの旋律の中にハープのようなメロディが入り混じって優しさを感じさせる曲調ですが、その後短調の和音がドーン、ドーンと鐘のように響くその様は、美しくも悲しく聞こえます。

 

次は、ドビュッシーの「月の光」です。

 

Debussy Claire de Lune ドビュッシー「月の光」 ピアノ

 

ドビュッシーの「ベルガマスク組曲」の第3曲となり、まるで失恋した日の夜の月を見ているかのような、儚くも切ない雰囲気の曲です。

 

最初は静かで物思いにふけっているような、誰にも指一本触れさせないような雰囲気で始まりますが、その後はアルペジオを伴った曲調に変わり、何かにうなされているような、あるいは取り乱しているような感じの悲しさを表した曲となっています。

 

それでも一貫して優しくも切なさを表現している曲です。